芽キャ^の

芽キャベツの二日酔いについて考えるすべを喪ってしまった私たち / 詩とTRPG / https://twitter.com/Wanazawawww

神の如く細部に宿るもの

悪魔が笑う
悪魔が踊る
悪魔が歌う

悪魔は強請(ユス)る
細部に俺を宿らせろと
細部に俺を注ぎ込めと
その歌を俺で満たせと

悪魔が笑う
それは月のない夜
悪魔が踊る
それは夜風に合わせて
悪魔が歌う
おい! それは俺の歌だ!

朝が来て 俺は眠った
昼が来て 俺は目を覚ました
正午の陽の光の下で 俺は俺の歌を読んだ
そしてわかった あの悪魔が俺自身であったと

(2021/02/21【夜空★猫道節】第4回にて初公開(朗読))(詩を書く時夜通しになっちゃうのそろそろやめたいな)